取扱製品|美浜株式会社

R-507A(HFC-507A)

製品紹介

R-507AはR-22(HCFC-22)およびR-502(HCFC-502)の代替冷媒として開発されたR-125,R-143aの2成分からなる共沸混合冷媒です。熱伝導性や圧縮効率が優れており、主に冷凍冷蔵ショーケース、保冷車、製氷機などの冷媒として使用されています。

用途

冷凍冷蔵ショーケース、保冷車、製氷機などの冷媒として使用されています。

特長

  • R-22よりも7~9%、R-404Aよりも2~7%効率が高く、R-502代替冷媒の中で最も高い効率と能力を有しています。
  • 共沸混合冷媒であるため、組成変化は極めて小さく気液両相からの充填が可能ですが、組成変化をより小さくするため、液相からの充填が推奨されています。
  • R-22やR-502に用いられていた鉱物油、アルキルベンゼン系合成油などの冷凍機油との相溶性が悪く、エステル系の合成油との相溶性に優れています。

物性比較表

  R-507A R-22 R-502
組成(Wt%) R-125/R-143a
(50/50)
R-22 R-22/R-115
(48.8/51.2)
分子量 98.9 86.5 111.6
沸点(℃) -46.7 -40.8 -45.3
臨界温度(℃) 71.1 96.2 81.5
臨界圧力(MPa・abs) 3.79 4.99 4.02
飽和蒸気圧(MPa・abs) 25℃ 1.29 1.04 1.15
蒸発潜熱(kJ/kg) 沸点   234 173
熱伝導率(mW/m・K) 25℃飽和液体 98 84 64
熱伝導率(mW/m・K) 25℃常圧蒸気 15.5 11 11
燃焼範囲(Vol%空気中) 不燃 不燃 不燃
引火点 - - -
オゾン破壊係数(ODP) 0 0.055 0.33
地球温暖化係数(GWP)*1 3,990 1,810 4,660

*1:IPCC第4次報告書(2007)に基づく。積分値100年値。混合物はそれらに基づく計算値。

荷姿

10kg、20kg、100kg
その他の荷姿についてはご相談下さい。

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